「え?いま住んでるんですか?」中古住宅の内覧で知っておくこと

「え!? 住んでることろにお邪魔するんですか!?」

中古住宅の内覧ではたまに驚かれます。

そうなんです。売主さんが事前に引っ越しをしている場合もありますが、買主さんが見つかって引き渡しの日が決まるまではそのまま住まれているのが一般的です。

不動産の売却には時間がかかります。いつ売れるか、いくらで売れるかもわからないうちに引っ越しするのは気が早いですからね。

中古住宅の内覧で知っておいてほしい心構え

内覧では、お部屋を見たり、トイレを見たり、クローゼットの大きさを確かめたりと、少なからず売主さんの生活の一部を見ることになります。

売主さんはお部屋をちゃんと見て、検討してもらいたい気持ちもありますが、その反面、生活の一部を見られてしまうという恥ずかしさもあります。

だから中古住宅の内覧ではお互いに気を遣い合う気持ちが大切です。ひとこと、「クローゼットの中を見てもいいですか?」と声をかけたり、小さな心遣いでいいんです。

中古住宅はお得なお買い物になることが多いです。

内覧ではお互いに顔合わせすることになるので、双方が「この人と取引したいな」って思えて、笑顔で売買がスムーズに進むといいですよね。

【結論】

新築の内覧と同じ軽い気持ちで、中古住宅の内覧を考えてしまうと、売主さんに負担がかかってしまうことがあります。ですが、内覧の申し込みに慎重すぎる必要はありません。売主さんの大切な資産や、生活の一部を見せてもらうという気持ちを少し持って頂けると嬉しいです。

記事を書いた人:上原基矢(営業)